わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?

わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?
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当記事は、わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?と題し、一番最新話のネタバレをお送りしています。

わたどうは、2016年から2020年10月現在も、月1で連載されているラブ&ミステリーの大人気漫画です。

奇跡の実写化が実現し、連載中ではありますが2020/8/12にわたどうドラマがスタート、2020/9/30(水)に2時間SP放送で最終回を迎えました。

わたどうドラマは全8話、時間にして9時間で(SPが2時間だから)ラブもミステリーも両方無事解決しました。

が、わたどう原作は結末をまだむかえていません!その証拠に…

↑のわたどう公式ツイートでもわかるように「原作はきっとこれからもっとスゴイ展開が…!」とあることから、わたどう原作はどうやらドラマとは違った展開になる様子です!

そこでこちらでは、これまでわたどう原作結末ネタバレと共に、わたどうドラマ結末もネタバレ含めて追ってきましたが、引き続きわたどう原作結末やネタバレをご紹介したり、最新連載を追いかけて考察していきます。

個人的には、多くの犯人候補者の中から、わたどう原作犯人もドラマと同じく多喜川薫なのではと思っているんですが、その理由や、犯人説が濃厚な女将が実は犯人ではない理由も、ネタバレも併せて考察してみようと思います。

他にも、もしかしたらこの人が犯人では…?と思われる人に対しての考察もしてみました。

以下、わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?と題し、お送りします。

わたどう原作結末ネタバレ紹介!

早速ネタバレすると、わたどう原作は2020年11月末時点ではまだ結末を迎えていません。

なので、わたどう原作結末のネタバレ紹介ができるのは、もう少し先のことになりそうです。

わたどう原作では、ドラマでは判明した椿の父・高月樹を殺害した犯人もわかっていないし、事件当日の椿や七桜の抜け落ちているらしい記憶、七桜が赤色にトラウマを持つ理由…いろんなことが未解決状態です。

わたどうドラマは、わたどうの連載中、つまり現在進行形の状態の中、2020年8月~9月末にかけて放送されました。

ひょっとして、わたどうドラマ最終回が、原作より先に結末や犯人ネタバレみたいになるのかな?とも考えましたが、流石にそれは無かったですね。ドラマの結末はどうやら「ドラマオリジナル」の線が濃厚です。

過去、原作が結末を迎えていないドラマ化作品というのは「ドラマオリジナル」な結末を迎えるというパターンが多く、実際そのとおりになったみたいですね。

というのも、わたどう原作漫画の連載掲載誌であるBE・LOVEは、11月号もいつもどおり1日発売で、10/1(木)に最新話63話が出ていて、それ以降、毎月ドラマとはまた違う方向に話が進みつつあるからです。

わたどう65話が最終話という予告は無く、まだまだ話が続く雰囲気なので先が楽しみです。

わたどう原作の結末が発表されて、犯人がわかったらこちらでもご紹介していきます。

それまでは、原作ネタバレを交えつつ、原作とドラマ両方の最終回や犯人を予想考察していきたいと思います。

わたどう最新話ネタバレ65話

※こちらはわたどう原作の本気のネタバレです。

わたどうの最新話は、毎月1日発売のBE・LOVEに掲載されていきます。コミックスの最新巻は13巻(58話~61話収録)です。

2020年12月14日に、コミックス最新刊の14巻が発売になります。

では、以下わたどう65話(2020年11月末時点での最新話)ネタバレです。当然ですが、わたどうドラマでは描かれていないストーリーです。

64話の最後では、長谷屋の若女将である由香莉が椿と七桜に話した、光月庵の女将・今日子の知られざるエピソードをきっかけに、七桜も椿も自分たちが抱える事件に対するもやもやを解決するべく、それぞれが動き出します。

七桜は、母の遺品に自分が読み取れていないメッセージがあるのではと、再確認するために花がずみに向かいます。

そこには図ったかのように(実際図ったのですが)居た多喜川と鉢合わせ、七桜に甘い言葉をささやいて気持ちをぐらつかせます。

椿は、多喜川の依頼通りお菓子をつくり、届けに行った多喜川家で認知症の家政婦・初栄より、多喜川の父は樹殺しの容疑者になりえないという話を聞き混乱。

多喜川家を後にして、帰路、様々考え事をしながら歩いていき…

といったところで終わっています。

ここから65話です。

花がすみで、母の遺品を再確認しようとした七桜。

多喜川はいつになく真剣な顔で七桜に迫り、七桜もそれに応えようとしましたが、ふと椿の顔や椿の言葉が目の前をよぎり、反射的に多喜川を拒みます。

とっさに拒んでしまった自分に驚く七桜と、拒まれたことに驚く多喜川。

多喜川はおちゃらけることで雰囲気が悪くなることを回避し、事件の事は「百合子さんのためにも」忘れたほうがいいと、七桜に言い先に花がすみを後にしました。

そして入れ違うかのように椿が花がすみにやってきます。

もちろんそこに七桜が来ているとは知らず、直感的に寄り道してみた結果です。

七桜が母の遺品を広げているのに気づき、たとえ傷つくような結果になっても、自分にも見せてほしいと頼む椿。

2人は邪魔が入らなそうな光月庵の茶室を選び、そこで椿は初めて、百合子が樹に宛てて書いた手紙や「私は何もやってない」という手紙を目にします。

引き裂かれてもどうしても忘れることが出来なかった百合子と樹に、自分と七桜を重ねる椿。

そして遺品を見ている最中に椿の目の不調が発覚し、七桜もやっぱり自分には椿しかいないと気持ちを再確認しました。

椿はもしかすると自分がお父様を殺して、百合子がそれをかばってくれたのかもしれないと言い出します。

一方、花がすみを先に後にした多喜川は、帰宅後、認知症の初栄と話をして、自分の思惑通りに初栄が椿に「事件は秀幸(多喜川の父)のせいではない」と話したのを確認、満足します。

そして山奥に有ると思われる、庭の手入れが行き届いたとある一軒家に、光月庵の女将・今日子が訪ねてきます。

家の主人はお茶をたてながら、今日子が椿の花が咲く頃になるとその家を訪ねてくるね、と話します。

今日子は男性に

「ねえ、またお願いをきいてくれる?」

と親しげに話しかけますが、その相手とはなんと・・・多喜川の父、秀幸でした・・・!

「もう終わりにしたいの、なにもかも全部」

そういって氷のような笑顔を浮かべる今日子・・・

65話はここで終わっています。

次の66話は、2021年1月号(2020/12/1発売)のBE LOVEに掲載されます。

わたどう最新65話ネタバレ感想

64話の最後で、多喜川は七桜に「今日は光月庵に帰したくない」と言い、65話では結構強引に七桜を押し倒して自分のものにしてしまおうとする多喜川。

多喜川が七桜を好きなのは本当だと思いますが「事件の真実を知られないように」、七桜が真実に手が届きそうになるとあの手この手で遠ざけようとしているなという印象です。

事実、椿を自分が留守の店に来させるように仕向けたり、お手伝いさんの認知症をうまいこと利用して、椿に余計なメッセージを伝えるあたりは、七桜には見せない一面です。

七桜も椿も、確たる証拠はないけれどどこか多喜川を信用できないのは、直感的に何かを感じ取っているからではないかと思います。

65話のラストでは、またまた今日子が登場、多喜川とは違う方向からまたややこしい仕掛けをしてきそうな終わり方です。

そして私は個人的に、多喜川の父親は亡くなったと思っていたのですが生きていたんですね。

この人の言動が、今後の鍵のひとつになりそうな予感です。

わたどう原作結末は何話で何巻?

わたどうの原作は、2020年11月時点でのBE LOVE連載の最新話は65話、原作漫画本は13巻まで発売されていますが、どちらもまだ話の途中で結末を迎える気配がありません。

わたどう原作内では、これまで存在感は有るものの、本心や肝心なところが曖昧だった喜多川薫の別の顔がちらほら現れてきたり、63話では七桜や椿がまだ知らない「七桜の母親の何か」があることを、旅館長谷屋の長女で栞の姉・由香莉が匂わせて終わっています。

わたどうドラマで犯人がわかり、椿と七桜が結ばれて終わっちゃった感があります。

が、実はわたどう原作では、ドラマで解決した事は逆に全く解決していません。

椿の父(以下高月樹)の命を奪った真犯人はもちろん、七桜が赤い色が苦手な理由、喜多川は何者で様々な言動の目的は何なのか、椿の母(光月庵女将)の思惑とは…などなど。

それらが全て明らかになるには、話数にして最低でもあと3話、コミックスならあと1巻くらいは必要→14巻が最終回なのではと勝手に推察していましたが、63話を呼んでみたらよほどの急展開がない限り、あと3話じゃ片付かなさそうと思いました。

切りのいいところで、わたどう原作結末は70話で15巻ぐらいでまとまる…と予想します。

わたどうは月1回(1話)の連載なので、残り話数=かかる月数ということになりますね。

ちなみに、コミックス(漫画本)は、1冊184ページ以上という決まりがあるそうで、1話のページ数にもよりますが、わたどうの場合は1冊に大体4話~5話くらい収録されています。

わたどう原作の結末はどうなる?犯人は誰?

わたどう原作の結末も犯人も、まだ描かれていないのでどうなるのかが全然わかりません。

  • 高月樹を殺めた犯人は誰か(ミステリー)
  • 椿と七桜はどうなるのか(ラブ)

この2点は読者が一番気になるところというか、わたどうの核だと思うので、これが解決したら終わりですね。

わたどうドラマ結末と犯人

わたどう原作より先に終了したわたどうドラマでは、樹を刺殺した犯人は多喜川薫でした。

でも彼のターゲットは本当はは女将の今日子であり、樹ではなかったと多喜川本人が告白しています。

樹を刺殺してしまったのは半分事故みたいなものでした…。原作でも同じ展開なのでしょうか。

わたどうドラマの予告動画で挙がっていた犯人候補には

わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?
  • 宮部夕子
  • 椿
  • 多喜川薫
  • 山口さん
  • 大旦那様
  • 溝口議員

と、画像が出ていて「共犯者は誰だ!?」となっていましたが、多喜川薫でしたね。

ただ、共犯というのは厳密には違いますね。

わたどうドラマでは、光月庵の女将・今日子は、七桜の母親の百合子を刺殺してほしいと、不倫相手である「多喜川の父に依頼」したと告白しています。

が、多喜川の父は約束の場所にも来なかったし、約束を遂行することはありませんでした。

多喜川薫は全く別件で、自分の父を狂わせた光月庵の女将に、刃物で脅してでも自分の父と別れさせる約束をとりつけようと、高月邸に向かったら予想外に樹と出くわしてしまいます。

そこでお互い勘違いをしているような状況で、怒りや恨みの勢いでやってきた多喜川は樹を刺殺してしまった。これは女将に頼まれたことでもなんでもなく、多喜川薫の単独行動。
なので共犯というにはちょっと違うと考えます。

女将は最後、自分の悪事が暴かれ、魂がぬけたように道をふらふらと歩いている時に、小さい子供が車に轢かれそうになるのを目撃、とっさに子供を突き飛ばして助けるものの自身は逃げもせず、そのまま轢かれて亡くなりました。

死後すぐだと角膜移植が可能で、椿にとって必要な移植であり手術なのですが、椿はこれを拒否します。

そこで、実は女将は生前、椿の視力の回復の為に、医者に掛け合ったり調べたりと影で奔走していた。母親として真に子を想い、手を尽くそうとしていたことを、職人の富岡が椿に伝えました。

それを聞いた椿は涙しながらひとこと、今日子の遺体に「お母様。」と呼びかけます。

椿は無事目の手術をして視力を取り戻し、椿と七桜は最後の最後でようやく想いが通じ合いました(涙

  • 多喜川薫が犯人と告白、逮捕連行される
  • 女将が自ら車に轢かれて事故死する
  • 亡くなった女将の角膜を椿に移植して、椿の視力が回復する
  • 城島くんが栞にプロポーズのような言葉をかけ、いい感じになる
  • 椿と七桜が結ばれる

と、わたどう最終回ではこれだけの事が一気に起こったわけです。

わたどう原作も、犯人が誰だかわかり椿と七桜の行方も明かされる時が来ると思うので、その時はネタバレも混じえてこちらでご紹介します。




わたどうドラマは最終回が結末になる?

わたどうドラマの最終回は、2020/9/30(水)に2時間SPで放送されました。予告動画はこちら↓

わたどうドラマの最終回の迎え方を

  1. わたどうドラマは、原作とは違うオリジナルの最終回になる
  2. 次に続くような、視聴者に想像させる意味深な最終回になる
  3. 今回が最終回にはならず、わたどうドラマ2に続く

と、3パターン推察していましたが、1の「原作とは違うオリジナルの最終回になる=最終回が結末に鳴る」で終わりました。

ネタバレですが、現段階(2020/11)のわたどう原作漫画最新話は、まだもうちょっと続きそうな終わり方をしています。

わたどう犯人は多喜川薫?

わたどうのこれまでのストーリーを見ていると、一見、女将が犯人としか思えないような流れですが、おそらく真実はそんな単純なものではないから、これだけ話が続いているんだと思います。

わたどうドラマ最終回内で、女将は樹を刺した直接の犯人ではないものの、多喜川の父に樹の殺害ではなく七桜の母の大倉百合子を殺すよう依頼したと告白しました。

そして、樹を刺した包丁を百合子のものとすり替えたのは自分だともいいました。

その告白の中、多喜川薫が「樹を刺したのは自分だ」と告白。わたどうドラマ内での犯人は多喜川薫です。

女将に、自分の父親と別れてくれと約束をとりつけに光月庵に行った薫は、予定外の樹と鉢合わせ。

もしも女将が自分の言うことを聞かなければ刺殺してやる勢いで乗り込んできている長谷川薫は、思わず樹に包丁を向け、もみ合っている最中に樹を刺してしまった…半分事故みたいな刺殺だったのでした。

わたどう原作も犯人が同じになるのでしょうか。

多喜川薫を怪しいなと思ったのは、まず彼は連載の59話より少し前くらいからで、彼が普段まわりには見せないような別の顔やセリフを、光月庵の女将に向かって言うシーンがちょこちょこ出てき出しました。

個人的には、もともと多喜川は裏があるというか、ただ単に親切な人というだけではない印象が強かったので、やっぱりねという感じです。

コミックス12巻では、大旦那様のジャッジにより光月庵の跡取りが七桜に決まり、その直後に大旦那様が死去します。

このシーンは、ドラマでは最終回の9/30(水)で描かれました。

ドラマも原作も、大旦那様の跡取りジャッジに破れた椿は光月庵を去ることになりました。

が、ドラマでは無かったシーンとして、(多分)椿が光月庵を去るはめになった事に対して、大旦那様の葬儀に出席した由香莉が、同じく葬儀に出席していた多喜川に

「目的を果たすことができておめでとう、多喜川さん」

とささやいています。ということは、多喜川は

  • 椿が光月庵の跡取りにはならなかった=女将の思い通りに事が運ばなかった
  • 椿を光月庵から追い出したかった

この2つのどちらから、あるいは両方を望んでいたんだとわかります。

60話では、59話で由香莉が多喜川に対し

「七桜さんが本当のことを知ったら許さないでしょうね」

と言った「本当のこと」を、七桜は由香莉と多喜川、2人の口から聞かされました。

やはり「本当のこと(多喜川は自身の復讐心のために七桜を利用した)」は、多喜川に少しずつ心を開き始めていた七桜にとって辛い現実でした。

原作ネタバレを挟みますと、多喜川の父親と光月庵の女将が良からぬ関係だったことは、12巻の中(57話)の、多喜川と女将の間の会話で明らかになっています。

(おそらく)光月庵の女将が多喜川の父親をたぶらかし、結果、父は家族を捨てたと多喜川自身が言っていて、彼が女将に相当な恨みを持っていたことが60話で明白となりました。

なので、多喜川が犯人であっても不自然ではないと考えます。

ただ、事件当時、多喜川は高校生、もしかすると女将にそそのかされた多喜川の父が、高月樹を刺した実行犯(真犯人)という線もありかなと思います。

と、個人的に思っていたら、60話の最後で七桜も同じようなことを言いました。

62話では、七桜が思い切って前からが気になっていた事を多喜川に問います。

彼の話を聞くと、光月庵の女将に恨みを持っていることはわかりましたが、それが高月樹刺殺に直結するかと言うと、現時点ではなんか違う気がします。

わたどうドラマでは、樹を目的を持って刺殺したというよりは、出会い頭の事故的な出来事として表現されていたので納得です。

もしも多喜川が犯人だったとしたら、女将と自分の父との事以外にもっと動機がありそう。な、気がします。

犯人は椿の実父で多喜川の父?

光月庵の女将と不倫関係にあった多喜川の父が犯人だとするなら、真犯人というよりは実行犯という方が適していると思います。

樹を刺殺するには、女将の状況に同情したり、女将を思う気持ちだけでは動機が弱い気がしますし、女将に惚れていて惚れた女に(樹の刺殺を)頼まれたから。

そう考える方が自然な気がします。

実際わたどうドラマでは、女将から七桜の母の殺害を依頼されていたけれど、実行に移さなかったと女将が回想していたので、実行犯にはなりませんでした。

原作では、64話でついに多喜川の父・秀幸が無実であるエピソードが出ます。

そして65話では、今まで表舞台に現れなかった秀幸が登場します。

66話では秀幸がどういう言動を起こすのかが注目です。




犯人は女将 その理由

わたどうドラマだと、椿の母で光月庵の女将・今日子は、最初から自分の気に入らない存在に対しては昼ドラかと突っ込みたくなるような意地悪や嫌味の嵐で、どう見ても悪者で犯人っぽいです。

犯人が彼女だと思われる理由はたくさんあるのですが、ネタバレを交えると、わたどう原作漫画の7巻で女将が

「椿が樹との間の子供ではない=光月庵の血縁ではない」

という事、そのようなことになった理由のひとつには

「樹が結婚後ただの一度も女将に触れなかったから」

という事を大旦那様(樹の父。女将から見て義父)に言い放っています。

個人的にはこの点が一番、女将が犯人だと思われてしまう動機に聞こえるなーと思いました。

実際、樹と樹の想い人・大倉百合子(七桜の母)の関係は、樹の結婚後も続いていて、百合子が菓子職人として光月庵に住み込みで働き始めてからは、2人は、女将もいる同じ家の中で密かに逢瀬を重ねていました。

女将の立場からしたら、相思相愛かなんか知らないけど、自分と結婚しといてふざけんなですよね…。

そんなに好きだったら、光月庵を捨てて駆け落ちでもなんでもすればよかったのにと、個人的には思いますが、まあ、代々続いている家系ではそういうわけにもいかなかったのか。

夫の樹とは見合い結婚であっても、彼を愛していた女将。

それなのに樹からは愛されず、こともあろうに同じ家の中で樹とその想い人である百合子が、自身も住んでいる家の中で抱き合っているのを目撃した時の絶望。

そして仲良しで大好きな「さくら(七桜)」の母と大好きなの父が親密な様子を目撃した椿。

椿に至っては、父に「お前が光月庵を継ぐんだぞ」と言い聞かされていたのは、自分が光月庵の跡取りと期待され、愛されているからだと思っていたのに、樹が百合子に

「あの子(さくら)には、こんな店の呪いに縛られずに自由に御菓子を作ってほしい」

と愛おしそうに言っているのを聞いてしまいます。

店を継ぐというということは、店の呪い(直系の血縁者が店を継ぐ)を継がされるということ。

呪いを継がされるなんて、愛されている人間がされることではない。
しかも父の樹と七桜の母が抱き合っているところを目撃してしまい、お祖父様が言うとおり、自分は父の本当の子供ではない確率がかなり高まった。

詳しいことはわからなくても、見てはいけないものを見てしまったということぐらいはわかったでしょう。幼い椿がどれほど傷ついたか…。大人謝れってかんじです。

こんなことになったのは誰のせい?→百合子 という図式が、女将と椿の中に出来上がったのは無理もありません。

いやいや、そこは樹も同罪だろうと思ってしまうのは私だけでしょうか。

もうひとつ女将の場合は、そもそも義父が樹の結婚相手に自分を選ばなければこんな思いはせずにすんだ→人生狂ったのは義父のせい。という思いもあるかもしれません。

実際のところは、幼い椿が「さくらのお母さん(が犯人)」という証言も、言わされた感が強くどうも真実ではなさそうです。

刺された父を目にした時の状況を、母である女将にものすごい気迫で問いただされたことと、ショックが入り混じったか、真実を飲み込んで、半ば女将の気迫に負けて(百合子が犯人と証言)にしてしまったみたいな感じだったのです。

椿はその場に既に先に来ていた七桜親子と遭遇したけれど、犯人を見てはいないと思われます。

それか犯人を見ていても、ショックと混乱でその部分の記憶が抜けているか。

椿も、思い出せていない何かが在る気がするというようなことを言っています。

それにしても、女将と椿の気持ちを想像すると、それぞれに気の毒です…。

人を殺めていい理由なんてこの世にありませんが、女将が犯人で樹を刺殺したという展開でもしょうがないかなとちょっと思っちゃいました。

女将は犯人ではないと思う理由

女将が犯人だろうなと思ってわたどうの原作を読み進めてきましたが、コミックスの7巻で、七桜に「女将が樹を刺した犯人なのでは?」と問い詰められた女将が「刺していない」と答えています。

嘘をついているのでは?と言えば、そう思えなくもないですが、この人は自分が犯人ならそうだと言いそうです(しかも勝ち誇って)。

わたどう原作内で、幼い頃の椿の記憶では、事件の日の朝まで女将と彼は布団を並べて寝ていたとなっています。

これは両方とも、わたどうドラマ内の女将の告白により真実だとわかりました。

椿の花が満開な中に佇む女将の姿が残っていたという幼い七桜の記憶も間違いではなく、女将は百合子に罪をなすりつけるための工作中だったのでした。

女将は確かに樹を刺殺した犯人ではありませんでした。

でも、樹を刺したらしい包丁と百合子の指紋付きの包丁とすり替えるなど、間接的な犯人といっていい所業をしていましたね…。

でも最後の最後で、自分の身を犠牲にして、視力が落ちまくっていた椿に自分の角膜移植をする流れになりました。

女将が生きていたら「そんなわけないでしょ」とかいう憎まれ口をきいていたかもしれないところを、女将が椿のために必死で目の治療のために奔走していたという事実を職人の富岡が椿に伝えていました。

今日子は悪女かもしれませんが、情の厚い女性です。ただ、ちょっと方向を間違えてしまっただけ…多分。

犯人は椿?

事件当日の椿の記憶は断片的でした。

記憶に残っているのは

  • 父の樹が血まみれになって倒れているところ
  • 自分の両手が(おそらく父の)血に染まっていたこと
  • 七桜の母を指差して「さくらのお母さん」と、言ったこと

ぐらいです。

記憶が断片的なのは、ショックが重なったからかもしれません。

幼い子供が、明らかに普通ではない状況、父親の遺体を目の前にしてショックが無いわけがありません。

もしもトラブルや誰かの差し金で椿自身が父・樹に手をかけたとしたら…

もしかすると、椿は犯人を目撃しているのかも?それとも樹は椿の目の前で殺された?とも考えましたが、わたどうドラマではいずれも外れでした。

椿が忘れていた事…それは、椿が事件現場を小走りに去る女将を目撃したこと。

多喜川が女将に刃物を差し向けた時に、椿がこの記憶を思い出したと語りました。

お母様がそんな事をするはずがない。心のどこかで信じたかったのでしょう。

結局、わたどうドラマ内で椿が血まみれだったのは、単に刺殺された父に触れたからで犯人ではありませんでした。

が、原作では64話あたりで、もしかして椿が…?という流れになりつつあります。




わたどう犯人は山口さん(光月庵の職人)で椿の実父?

光月庵の職人は複数人いますが、わたどうドラマ内では、家の事情を女将に握られ半ば丸め込まれて椿と七桜の邪魔立てをした城島君、女将に色仕掛けで迫られて悪事を働いた富岡、味方だか敵だかいまひとつわからない山口さんの3人が際立っていました。

ネタバレすると、城島君は七夕の催事で、椿や七桜が自分や実家のために動いてくれた一件以降、椿と七桜の味方寄りになっていくので犯人候補からは外れるかなと思っています。

富岡は、自分の損になるような事には手を出さないタイプのようなので、彼も犯人のようでいて違う気がします。

気になるのは山口さんです。

ドラマ内では要所要所で、椿や七桜、女将の今日子にじっと視線を送り、なにか知っていそうな様子がありありと態度に出ています。

城島君の様子がおかしかった時、親身になって心配してくれたり良い人そうな面もあります。

9/23(水)放送の7話でも、世間に知られていないはずの15年前の事件の真相を、何故か週刊誌が嗅ぎ回ってきた時、光月庵の職人が着る白い作業着を着た人物の後ろ姿が一瞬移ったのは、山口さんでした。

不審な事件だったのでもう一度調べ直したほうが良いと、山口さんが匿名で週刊誌にリークしたから週刊誌が訪ねてきたんです。

結局、わたどうドラマでは、大旦那様の葬儀の後、山口さんは椿に、事件に関する重大な証言
「何者かが、ある職人の包丁を持ち出した」
「事件後多額の退職金が支払われて従業員が一斉に退職した」
というのは、樹刺殺の真相を闇に葬るためだったと伝えました。

これは事件解決の大きな糸口となりました。

椿の実父に関しては、わたどう原作漫画ネタバレになりますが、コミックの13巻で、女将が多喜川に向かって、椿と多喜川の父親が同じだという意味のことをはっきり言っているシーンがあるし、ドラマ内でも女将が同じことを告白したので、山口さんが実父というのはありません。

もし、わたどう原作犯人が山口さんだとしたら…動機がわかりかねます。

というのも、これまでのわたどう原作では、特に山口さんが光月庵や高月家の人々と濃いつながりがあるような描写は無かったし、むしろ椿や七桜を見守る側という描かれ方だからです。

個人的に、原作でもドラマでも、椿を陰ながら支えている山口さんは、犯人ではないと思っています。

わたどう犯人は大旦那様?

わたどう犯人の色々な考察を拝見しても、大旦那様が犯人だという考察は少ないように感じます。

大旦那様は息子の樹が憎かったわけではなく、ただただ、由緒と歴史ある光月庵を代々守ることに一生懸命すぎただけ。

というか、それが光月庵を先代から継いだ大旦那様の使命であり人生だったのでしょう。

コミックス12巻では、樹の真の想い人との結婚を許さず、家が決めた結婚相手(今日子)と強引に結婚をさせたことが、様々な歪みを生んだという自覚はあるようで、七桜(さくら)が自分の直系の孫と知った時に、歴史をまもることの意味を自問自答しているシーンがありました。

そして、もうひとつ。大旦那様が、樹と七桜の母・百合子が関係が続いていたと知ったのは二人の死後だったと言っています。

このことから、大旦那様が犯人である可能性はかなり低いと感じています。

犯人は宮部夕子?

宮部夕子は、多喜川薫の行きつけの呑み屋の女将です。

七桜と椿が結婚するという話になった時、まだ七桜が素性(さくら)を隠していたために、多喜川が機転をきかせて夕子に母親役を演じさせたのが縁となった女性です。

七桜の素性を疑った女将の今日子が、夕子の店に訪ねてきて脅しをかけるなど、ごたごたに巻き込まれるのを嫌がりながらも、情が厚く、結局関わりを放り出すことはしませんでした。

わたどう原作ネタバレですが、夕子は光月庵の火災の頃と同じくして店をたたんで金沢を離れたようです。

コミックス12巻ネタバレをすると、石川県志賀町というところで、光月庵の跡取り争いに破れて金沢を離れた椿と偶然再会します。(椿が食事に入った店が、偶然夕子が働いている店だった)

石川県志賀町は夕子の地元なんだそうです。

わたどうドラマでは、この部分は、二人が再会したのは別の町ではなく、何年かぶりに同じ街ですれ違いざまにぶつかったのがきっかけとして放送されました。

椿と話をしているうちに、夕子は椿がいろいろ誤解をしていたり事実を知らないでいるということに気づきます。

そのうちの一つ、実は火災の頃に七桜が椿の子供を妊娠していたこと、火災のタイミングで流産してしまったことを伝えます。

そして椿と七桜、もう一度やりなおせないのかと椿に聞いています。夕子の目から見ても、二人が相思相愛だったというのがよくわかったからでしょう。

余談ですが、わたどうドラマでは栞が城島くんに付き添ってもらって七桜を訪ね、栞の妊娠は嘘だということ、光月庵の代々引き継がれてきた道具は実は女将が火事場で持ち出していたこと、椿は七桜との約束を守ろうとして、瀕死の状態でも七桜の名を呼んでいたことを伝えています。

わたどう原作では、夕子は椿にとっても七桜にとってもお母さんみたいな存在に描かれているし、多喜川薫と知り合いであっても樹を殺す手助けをするかと言ったら、そこまで多喜川と心の繋がりや思いが深いようには感じられません。

わたどうドラマではちょいちょい犯人ぽく見えるカットがあって、もしかしてドラマは原作と違う表現になるのかなーと思ってしまいました。

大旦那様犯人説と一緒くらい、夕子犯人説は薄いかなとみています。

犯人は溝口議員?

溝口議員は、光月庵の女将・今日この裏工作に何かと手を貸している地元の名士といったところでしょうか。

お互いに悪い事のもちつもたれつをしているようで、悪代官と手下感がすごいです。

が、どちらが優勢かというと、どちらもお互いにお互いの弱みを握っているような感じなので、共犯者な感じはプンプンです。

溝口議員と今日子は大分昔からの知り合いらしいことは、溝口議員が大分古そうな、今日子との2ショット写真を眺めて難しい顔をしていたことからわかります。

城島くんから、夕子さんの呑み屋で「椿さんの本当の父親は貴方なんじゃないですか?」と言われ、すごい形相をした溝口議員。もしや・・・?と思いましたがこれは違います。

何故なら、光月庵の女将・今日子が自分の口から多喜川薫の父が椿の父だと、別シーンで告白しているからです。

個人的な印象としては、この人は色々女将の悪事に手を貸してはいますが、自分の得になる事には率先して動いても、立場がまずくなったら自分だけ逃げるタイプのような気がします。

それに溝口議員は、最近のわたどう原作漫画の方では登場がみられないこともあり、溝口議員が犯人説は薄いかなと思っています。

わたどう犯人ネタバレに関する声

わたどうドラマは2020/9/30に最終回を迎え、ラブもミステリーも解決しましたが、わたどう原作漫画は果たしてドラマと同じ結末を迎えるのでしょうか。

コミックを本屋さんで買ってもいいんですが、スマホ、PC、タブレットのいずれかをお持ちなら、電子書籍でわたどう原作漫画を読む事のがオススメです。

何故なら、電子書籍は本みたいに場所をとらないし、上記の機器とネット環境があればいつでもどこでも、何時でも漫画や本が読めるから!

例えば電車の移動中とか、ちょっとした隙間時間、家でゴロゴロしながら、お風呂に入りながら(要防水)なんてのもOKです。

電子書籍配信サイトはいくつかありますが、中でも今一番のオススメはFODです。

FODは動画配信の他にも、漫画と雑誌の配信も行っている、かなりお得な配信サイトです。

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わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?

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ただこのお得なキャンペーン、いつまでと期間が決まっていないので、月が変わるタイミングなどわかりやすいところで突然終了となる可能性大!です。

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まとめ

わたどう原作結末ネタバレ紹介をしつつ、犯人は多喜川薫だと思う理由などを独自に考察してみました。

わたどうの原作は、2020年10月現在ではまだ結末を迎えていないので、犯人もわかっていません。

いずれにせよ、犯人がわかる時はわたどうが終わる時。

犯人がわかって、願わくばドラマと同じように、椿と七桜が一緒に幸せになってほしいなと思います。

わたどう原作の結末に向けて、今後のストーリー展開もとても楽しみですし、実写化したドラマわたどうも、原作との共通点や相違点を見つけたり、漫画とはまた違ったストーリーがあるのかないのか、楽しみです。

今後も当サイトは、原作の結末とドラマの結末の両方に注目していきます。

以上、わたどう原作結末ネタバレ紹介!犯人は多喜川薫?と題しお送りしました。