アナ雪2の結末ネタバレ!最後の第五の精霊や謎の声の正体を考察

アナ雪2の結末ネタバレ!最後の第五の精霊や謎の声の正体を考察
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ディズニー作品の中でも指折りの大ヒット映画、アナ雪2の映画館上映が終わり、2020年4月22日(水)からは、レンタルより先行してデジタル動画配信がスタート!

「おうちで過ごす」「ステイホーム」が続くこの頃、たまにはアナ雪アナ雪2のような、長編のシリーズ映画鑑賞をおうちでじっくり。なんて方も多いこととおもいます。

映画なら子供も大人も一緒に楽しめますし、アナ雪は世代問わず楽しめる作品ですしね。

アナ雪2は、大ヒット作品らしく様々なメディア上でネタバレをたくさん目にします。

その内容はシーンごとだったりストーリーだったりキャラクターだったりと、本当に種類豊富です。

アナ雪2のキャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか」と、疑問形でつけられています。

なので、この作品のストーリーはその謎解きであることがわかります。

エルサにだけ聞こえる謎の歌声、第五の精霊の正体も結末でわかるようになっているのですが、これもストーリーの謎解きの一部ですね。

そして今作でオラフが言った

「水には記憶がある」

これはアナ雪2の中でも名言であり、ストーリーの重要なキーワードだと思います。

オラフは前作でも

「愛っていうのは自分より人のことを大切に思うことだよ」

という、ストーリーの核となる名言を残しているので、アナ雪2でももしかして新名言が?というファンの期待に見事応えたかたちとなりました。

私は、映画の結末はストーリーの集大成であり一番気になるところだと思ったので

  • 結末
  • 水の記憶
  • 謎の歌声
  • 第5の精霊の正体

に絞り、ネタバレを併せて考察をしてみようと思います。

 

アナ雪2の結末ネタバレをラストシーンまで紹介

エルサは

  • エルサにしか聞こえない謎の歌声
  • 両親の出身
  • 両親の事故死の本当の理由
  • アレンデール国とノーサルドラ国が戦争に至った真実

これら全てを、自らの意思で決めた冒険で知りました。

一方アナは、エルサが側におらず頼りのオラフも居ない絶望的な状況でも、機転をきかせ精霊を使って問題のダムを壊しました。

これが結果的に、アレンデール国とノーサルドラ国が戦争に至った真実を知って凍りついてしまったエルサを溶かし、一度は消えてしまったオラフも復活しました。

その後エルサはノーサルドラの女王として、アナはエルサに代わってアレンデールの新女王として、2つの国の架け橋的な役割を果たしていく事になりました。

余談ですが、オラフはアレンデールの女王となったアナが町中を歩くシーンに出ているので、アレンデールにいると思われます。

オラフはエルサの分身のようなものなので、私は、アナと一緒にいる=エルサが寄り添っているんだなと感じました。

 

微妙、つまらないって本当?

アナ雪2は前作とは違って、テーマやストーリーがシリアスで大人っぽかったと思います。

前作の雰囲気やノリの印象は相当強かったし、それが好きだったので続編のアナ雪2を見たという人からは、微妙、つまらないといった意見も出ているようです。

アナ雪2は「様々な謎を解くための冒険」がストーリーになっている上、登場人物も前作に比べて多くより複雑なイメージが強くなったんだと思います。

なので、微妙・つまらないというのはストーリーや登場人物の関係性が理解しきれなかった場合にそう思ってしまうかもしれないと感じました。

 

ストーリーが難解で悲しい?

ネット上では、ストーリーが複雑で数回見てようやく腑に落ちたという人も見られました。

私は事前に人物の関係性を把握していたのでそれほど「?」ということにはならなかったし、楽しめた側です。

しかしながら、難解だという意見には共感です。

とはいえ、複雑さは深みにつながると思うので、ここは観る人の捉え方で分かれますね。

たしかに…子供には少し難解かもしれません。

ストーリーの途中では、争いごとや裏切り、怒りの感情といった、決して明るくはない要素もかなりあるため、悲しいイメージも無くはありません。

子供は4DXマジカルエディションで観ると、特殊効果のお陰でストーリーがあまり理解できなく楽しめそうです。

 

アナ雪2の最後の第五の精霊や謎の声の正体を考察してみた

エルサ達は、冒険で行き着いた「不思議の森(魔法の森)」に閉じ込められていた民ノーサルドラから「人間と精霊たちを繋ぐ第5の精霊」がいると聞いていました。

ストーリー中では、判明している4つの精霊が、時にエルサたちに抵抗したりとなり味方となりして冒険に関わっていきますが、第5の精霊はなかなか現れません。

そもそもの冒険のきっかけとなったエルサにしか聞こえない謎の声の正体とともに考察してみます。

 

最後の第五の精霊はエルサ?

最後の第五の精霊はエルサでした。

ちなみに4つの精霊は

  • 火の精霊:サラマンダー
  • 風の精霊:ゲイル
  • 水の精霊:ノック
  • 地の精霊:アース・ジャイアント

です。

第五の精霊であるエルサは氷の精霊です。

第五の精霊は、人間と精霊の架け橋となる重要な役割を持っています。

 

第五の精霊の役割は?

両親はたしか、精霊ではなく人間だったと記憶していますが、その娘であるエルサだけがどうして魔法の力を持っているのか?

明確にはされていませんが、かつてエルサの母イドゥナが、敵国人であった後の夫アグナル(国王)を助けた事を精霊達は知っていていて、その母の血を引くエルサに架け橋役としての精霊という身分を託したのではないかと言われています。

でもそれはアナでも良かったのでは?と私は思ったのですが、前作でエルサだけが氷の魔法を持っているという事でしたし、話の流れからすればやはりエルサで間違いないのだなと思い直しました。

 

謎の声の正体を考察

エルサにだけ聞こえてくる謎の声(歌声)は、エルサをアートハランに導くための声です。

伝説の川であるアートハランが記憶していた「エルサとアナの母・イドゥナの記憶」が、謎の声となって精霊たちを呼び続けました。

ところが精霊たちは怒り心頭だったためかその声は耳に届かず、唯一自分が精霊と気づいておらず平和に暮らしていたエルサの耳に届いたというわけです。

アレンデールとノーサンドラの争いは、エルサとアナの祖父であるルナード国王の策略によって始まったものです。

これを憂う母の気持ちが強く、水(氷)に記憶されたのでしょう。

声は、両国の争いを終わらせて、争いに対して怒っている精霊を鎮めてほしい。

そして愛する家族の暮らすアレンデールを守りたいという母の「愛」なんじゃないかと思いました。

 

謎の声の声優は誰?

謎の声の声優は、ノルウェー出身の歌手、AURORAです。

謎の声は、イントゥ・ジ・アンノウンの出だしの透明感のある高音の「ahah~ahah~」という歌声と一緒です。

声優というよりは「歌手」そのものですね。

AURORAはノルウェー・ベルゲン出身のシンガーソングライターで、生年月日は1996年6月15日。

2020年の誕生日で24歳になります。

日本では知る人ぞ知るといった存在ですが2015年、10代の終わりに「Running with the Wolves」でデビューしています。

一番最初に、AURORAの曲を聞いた時、かつて一斉を風靡したエンヤを思い出しました。

同じ北欧出身なので、通ずるものがあるのかもしれません。

 

まとめ

アナ雪2の結末をネタバレ付きで考察してみましたが、他の方のネタバレを読むのとはまた違って、改めて人として色々考えさせられる事が多くありました。

私は前作より、アナ雪2の方が奥が深かったなと感じます。

第五の精霊がエルサだったことにはちょっと想定外だったので驚きました。

第五の精霊が他の4精霊とは違う役割を持つというのも、思っていたのと違いました。(4つの精霊と変わらない、もう一つの精霊ぐらいに思っていました)

謎の声の正体についても同様で、それこそ精霊か何かだと思っていたのですが、まさかエルサとアナの母の記憶とは意外でした。

謎の声のリアルな正体として、今まで知ることのなかった歌手のAURORAの事を知れたのは良かったです。
とても魅力的な歌手だと思うので、今後も注目していこうと思います。

アナ雪2の結末は、総合的に「意外」。

でもきっと、この意外性が、今回のアナ雪2の大きな魅力の一つなんじゃないでしょうか。