話題沸騰中のシャープの使い捨てマスクが、販売形式を応募・抽選方法に変更し、先日当選者には当選メールが送られました。
当選メールを受け取った人は、まず、応募時の氏名や電話番号などの入力内容を照合する本人確認ページで本人確認がされた後、購入手続きに進んでいきます。
それ以降もクレジットカード番号の入力など、個大事な個人情報の入力がいくつかあるのですが、実はそうした仕組みを悪用したシャープの使い捨てマスク当選詐欺メールが横行しています。
本物の当選メールに似せた、うっかり開封してしたり入力をしてしまいそうな巧みな文章や作りをしているものもありますが、やはり詐欺メールは詐欺メール。本物とは違う特徴があります。
もしも詐欺メールが着ても、事前に対処法を知っておけば被害を防ぐ一手になると思います。
そこで、シャープ使い捨てマスク当選詐欺メールは本当にあるのか?その見分け方や対処法をあわせてご紹介していきたいと思います。
目次
シャープ使い捨てマスク当選詐欺メールが横行してるって本当?
【拡散希望】
みんなー!
シャープマスク詐欺メールがツイッターのDMで来たぞー❗️
拡散してくれー。
ほいでこいつツイッターに報告してやってくれー pic.twitter.com/7mUFnEShDH— 桃和香@Susanna (@momowaka2002) April 30, 2020
シャープ製のマスクの抽選
当選者にはメールで通知すると言ってますが💦格好の詐欺メールの餌食になるような予感がします。
安易に「マスク当選者」メール内のURLを開かないようにしましょう。
なんか、いや〜な予感がします😩💦#シャープマスクhttps://t.co/98eFyEXbrF— のら爺@園芸猫垢(時々お孫ちゃん) (@Noraore1) April 27, 2020
シャープノマスク当選していた😭
これで使い捨てマスク洗う生活から脱して当分助かる…
詐欺じゃないかと思ったけど、メルアドもシャープのやつだし、公式ページで会員ログインできたので大丈夫そう…#シャープ #マスク pic.twitter.com/mknhAW5iu6
— なかっち (@naka_swallows55) April 29, 2020
#シャープマスク 当選したようです!
詐欺かと思って念入りにメール調べちゃった。
スマホじゃヘッダ見られないし意外と時間かかった。— flowge (@flowge1) April 29, 2020
先日、シャープ使い捨てマスクの初の当選メールが配信された日から、どうやら詐欺メールや便乗詐欺メールが横行し始めているようです。
シャープのマスク公式販売サイトや、ネット上のニュースでも注意喚起が行われています。
【シャープのマスク公式販売サイトでの詐欺注意喚起】
※株式会社SHARP COCORO LIFEお知らせページより引用
シャープの使い捨てマスクの人気はニュースで報じられるほどで、その当選倍率も非常に低いために宝くじ状態です。
応募した人は当選メールを心待ちにしているので、メールボックスに「シャープマスク」「当選」「確認」といった文字が見えたら「これか!」と思って思わず開いてしまいますよね。
当選メールは当選者のみに送られるもので、送信されるタイミングも多少の前後はあるものの、日時は決まっています。
初回の抽選、当選メールの配信の流れから予想すると、2回目の抽選日は5月6日(水) (応募締切 5月5日(火) 正午)、当選メールの配信は翌日の5月7日~8日のうちには送信完了となるでしょう。
ということは、次は、当選メール配信が始まるであろう5月7日から購入期間内は、詐欺メール要注意期間です。
詐欺の種類
今の所、シャープの使い捨てマスクの当選メールを装った詐欺メールの種類はほぼ
フィッシング詐欺
と呼ばれているものです。
【図で見るフィッシング詐欺の仕組み】
※日経XTECKより引用
シャープの使い捨てマスクの当選詐欺メールでは、本物の当選メールによく似たタイトルや不安を煽るような文章で、巧みに個人情報を入力させるページへ誘導します。
シャープの使い捨てマスクの競争倍率はとても高いことはニュースなどで報じられているので、応募者の大半は運試し的な気持ちで応募しているのではないでしょうか。
なので、実際、本物の当選メールがきても半信半疑という不安定な心境を逆手に取った、卑怯な詐欺です。
シャープ使い捨てマスク当選詐欺メールの特徴
一般に、詐欺メールというのは「本物に酷似した」まぎらわしいものが多いのが特徴ですが、シャープの使い捨てマスクの当選詐欺メールも例外ではありません。
当選詐欺メールがきた!という方の実体験も参考に、今現在わかっている特徴や見分け方をご紹介します。
当選メールのタイトルで見分ける
シャープの使い捨てマスクの当選詐欺メールの見分け方はいくつかあるのですが、見た目で判断するならまずはタイトルに注目です。
先日当選者のみに送られてきた本物のシャープの当選メールは、タイトルが以下の画像のとおりです。
2回目、3回目の当選メールもタイトルが同じかどうかはわかりませんが、参考までに1回目の本物の当選メールの一部を掲載しますね。
詐欺メールは、本物によく似たタイトルを付けてくる他に、思わず開封したくなるようなタイトルをつけている場合も多くあります。
実例ではありませんが、例えば
「シャープのマスクに当選しました」
「シャープマスク販売の敗者復活抽選について」
「ご注文いただいたシャープマスクの発送について」
「自治体が無料配布するマスクの件について」
といったような感じです。
特徴としては『シャープ」という単語が入っている、「当選」「敗者復活」など、実際に応募した人が気にしている「当選」「敗者復活」などの単語を使用している。といった点かなと思います。
当選メールの差出人のアドレスで見分ける
もう一つは、メールの差出人のアドレスを確認する方法です。
シャープの本物の当選メールは
cocorostore-info@sharp.co.jp
というアドレスのみです。
スマホで当選メールを見る場合、アドレスの確認は「To自分」の横にある下向きの逆三角をタップルすると、そのメールの差出人アドレスが表示されます。
表示されたメールのアドレスが「cocorostore-info@sharp.co.jp」以外のものなら、そのメールは速攻抹消(ゴミ箱または迷惑メールボックス)です。
シャープココロストアのマスク抽選販売購入手続きページで見分ける
シャープ使い捨てマスクの公式販売サイト「ココロストア」の抽選販売購入手続きページに行って、必要事項に自分の情報を入力してみます。
当選が本当なら、購入時に入力した情報と一致するので購入のための次の手続きに進めます。
もしも当選していない、そもそも購入していない、当選が未確定といった場合は
赤字で 『登録内容が一致しません』
とメッセージが出ます。
確認ができるページはこちら
シャープ使い捨てマスク当選詐欺メールの対処法
シャープの使い捨てマスクの当選詐欺メールは「開封しない」事が一番の対処法なのです。
そうはいっても、思わず開いてみたくなるようなタイトルなどがついていたら、つい…ということも起こりがち。
シャープの当選詐欺メールのような詐欺メールは、ウイルスが仕込まれている場合は別として、開いただけで情報を盗まれる可能性は低いです。
詐欺メールの文章に巧みに誘導されて、自ら住所氏名や電話番号、クレジットカード番号を入力してしまうことが情報をとられるのが原因です。
なので、開封した後に「メールアドレスが本物と違ってた!」「なんかこのメールおかしい」と気づいても、慌てずひとまず落ち着いて。
- 文章内にあるURLをクリックまたはタップしない
- 入力をするよう指示がある箇所があっても入力はしない
- (開封してしまっていたら)すみやかに閉じて廃棄(ゴミ箱へ)する
これを行って下さい。
まとめ
シャープ使い捨てマスク当選詐欺メールが出回ってるというのは本当でした。
こちらでご紹介した見分け方や対処法は、簡単ですぐできるものなので、疑わしい当選メールがメールボックスに入ったら是非行ってみて下さい。
シャープの使い捨てマスクの抽選販売は、今後